~鍼の効果~
鍼がどうして効果があるのか…
その仕組みを簡単に解説します♪
人間の身体は外的に何かが入ってくるとそれを異物として認識します。
異物を排除しようと毛細血管を拡張させ、防御反応を引き起こします。
鍼治療では、この防御反応を意図的に利用し、免疫機能をあげていくのです。
鍼をしたところは局所的に血流が改善し、血液中の赤血球や白血球の活動が亢進し、酸素と栄養素を送り、二酸化炭素を排泄します。
これが全身に波及し、新陳代謝が活性化することでより多くの白血球やリンパ球が増え「自然治癒力」が高まるのです。
コリやむくみ、冷えの原因も滞っていた血液が原因です。
~灸の効果~
また、鍼と一緒に行われることの多いお灸の効果ですが、お灸は受けられたことはありますか?
お灸も素晴らしい効果がたくさんあるんですよ♪
お灸は、一過性に熱刺激が加わることによって、毛細血管が拡張し血行を促進し、老廃物や痛みの発痛物質を流してくれます。
そして体が温まると、白血球が増えるため自然治癒力が高まります。
お灸の熱は、体の深部まで浸透していくので関節の痛みにも効果的です。
また、もぐさというお灸の原料の中に「チネオール」と呼ばれる成分があります。
チネオールは燃やすと独特の香りを発し、リラックス効果が高まり、緊張した筋肉をほぐし自律神経のバランスを整えてくれるのです!
セルフケアにもぴったりのお灸、とってもオススメですよ♪
薬を使わなくても、血流を改善し、自己治癒力を高めることができる鍼灸の効果に魅了されてみませんか^^