体内の内部にあるリンパの流れをよくする方法は、いくつかあります。
今回は流れを促進する2つの運動方法をご紹介します。
① ストレッチ
両方の方を後ろ向きに大きく回す運動です。
鎖骨や肩甲骨の動きを意識して、なるべく大きく肩を引くようにして回すのがポイントです。
だいたい1セット10回程度です。
簡単で何処でもできるストレッチの1つですので、起床時や就寝前、仕事の休憩中など、気付いた時に1日に数回取り入れてみてください。
また、痛みを感じる場合はストレッチを休止してください。
痛みの出ない範囲で、気持ちよくストレッチすることに意味があります。
② 腹式呼吸
布団やベッドの上に仰向けになり、おへその下あたりに手を置き、腹式呼吸をしていきます。
簡単なようで、意外と難しいものです。
コツは、息を吸った時に手を置いた部分が膨らむように意識してみてください。
深くゆっくり呼吸することでリラックス効果も得ることができますので、就寝前の実践もおすすめです。
ゆっくりと深く、1セット5回くらいを取り入れてみてください。
①と②のストレッチはできる時は、両方を取り入れてみてください。
肩を大きく回すことで、リンパの流れがスピードアップして、腹式呼吸をすることで、太いリンパの流れをよくします。
身体の内部のリンパの流れを促進すると、表面にある細いリンパ管のはたらきも促すので、全身のリンパの流れをよくすることに期待できます。
日常的に運動やストレッチの習慣がある方は、”準備運動”としてこの2つの運動を取り入れることをおすすめします。
リンパマッサージの前にやると、リンパマッサージの効果も促進されますので、是非試してみてください。